修士課程の小見山君、博士課程の佐野君、修士課程の篠田さんを中心とした研究成果が、American Journal of Reproductive Immunologyに掲載されました。
今回の研究では、雄マウスに炎症誘導物質であるLPSを投与すると、自然炎症を制御するNLRP3インフラマソームが働き、それに伴い好中球が多数集積し、過剰な炎症が起きることを見出しました。
引き続き、「雄の生殖機能におけるNLRP3インフラマソームの重要性を明らかにする」という研究を展開していきます。
本研究は、東京農業大学と自治医科大学との共同研究にて実施されました。
NLRP3 inflammasome is involved in testicular inflammation induced by lipopolysaccharide in mice.
Sano M, Komiyama H, Shinoda R, Ozawa R, Watanabe H, Karasawa T, Takahashi M, Torii Y, Iwata H, Kuwayama T, Shirasuna K.
Am J Reprod Immunol. 2022 Feb 11:e13527. doi: 10.1111/aji.13527.
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