修了生の平田君&卒業生の勝倉君の研究成果が、Journal of Reproduction and Developmentに掲載されました!
今回の研究では、「母体の加齢に伴い妊娠・胎盤機構は変化するのか?」という視点で解析をしました。
通常の若いマウスでは、胎盤内の免疫機構が適切に制御され、妊娠成立・継続が順調に進み、多くの子を出産することができます。
一方、母体の老化に伴い、胎盤の過大や免疫機構に異常が起き、妊娠率の低下や流産率の増加などの機能異常が発生してしまうことが明らかになりました。
老化を抑制することでこのような異常を改善できるのか?老齢個体から産まれた子の成長は?などなど、まだまだ解明すべき課題も多くあります。引き続き、これらの点について研究していきます。
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